3.6%!40~44歳の女性が赤ちゃんを産んでいる割合

こんにちは!難波美智代です。

 

今回は、事務局インターンで「いまの女子大生が5年後、安心して母になれる社会をつくる」をビジョンに掲げて活動している女子大生チーム『manma』の尾郷彩葉より「女性からだ会議」をレポートをお送りします。

 

11月9日の女性からだ会議!!今回のテーマは『女性のからだの変化とリスク』。意外とわかっていない自分のからだのことについての最先端のお話を、リプロセルフバンクの所長でいらっしゃる香川則子先生に教わりました。

 

みなさんは、自分のからだの変化を気にしていらっしゃいますか?

 

からだのリズムがあることは知っているけれど、具体的にはよく分からない。そんな方も多いのではないでしょうか?実は私もその一人で、不都合がないのでなんとなくのまま生活してしまっています。 「知識としては持っているけれど自分のからだのことと結びついていない」というのが現状だと、香川先生はおっしゃいます。

 

しかし、きちんと把握しないまま過ごしていくと、気づかないうちに選択肢が少なくなっていってしまうのです。 実際に香川先生が教えてくださった数字が二つあります。

 

① 40~44歳までに赤ちゃんを産んでいる割合は3.6%

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② 34歳までの卵子なら体外受精の生産率が20%にあがる

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今回参加された皆さんも、この数字に驚かれているようでした。 目に見える形で提示されると、はっとさせられますね。 専門職で働く女性は、なかなか自分のタイミングで結婚や出産ができないという現状があります。

 

いつかは母親になりたい!と考えている女性が多いのに、気が付いたら赤ちゃんを産むことが危険になってしまっていた…なんて、すごくもったいないことだと思います。 そうなってしまう前に、一つの選択肢として卵子バンクが存在することを知りました。

 

年齢を重ねるにつれてちょっとずつ老化していってしまう卵子を、若いうちに採卵して凍結してしまいます。 そうすると赤ちゃんを産みたい、と思ったときに“産むことを選べる自分”でいることができるのです。 もちろん、卵子バンクが絶対という訳ではありません。それでも、卵子バンクの存在を知っているのと知らないのとでは、これからの働き方も変わってくるのだと思います。

 

今回は、なかなか自分一人では手を伸ばさない情報を香川先生にお話いただきました。 女性にとって大切な情報を社会に広めていくにはどうしたらいいだろう…。 参加者の皆さんと、「一人一人が伝えていくことがその一歩である」から、これから自分の周りにシェアしていこうとお話しました。

 

『産むこと』を選べる、ワタシでいるために。 manmaとしても、女子大生に届けていくことができるよう活動していきたいと思います。 すてきな機会をくださり、ありがとうございました!manmaの尾郷彩葉でした。

 

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【次回の『女性からだ会議』情報はこちらから!】

★12/15(月)14時~16時 女性からだ会議 × 2015MUJ東京
https://www.facebook.com/events/764910383603209/
※シンクパール年会員様限定のイベントとなります。

★12/16(火)19時~21時 NIPPON女性からだ会議2014
https://www.facebook.com/events/681086458655905/
※11月30日までにシンクパール年会員にエントリーされた方は
抽選で本イベントに無料ご招待させていただきます。

 

自分のからだのことをちゃんと知っている女性が、ちゃんとした女性だと認識される社会をめざします。

w/luv!mie


THINK PEARL

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難波美智代が代表をつとめるシンクパールは、「婦人科系疾患の予防啓発」を目的に設立された一般社団法人です。女性たちが「検診にいきやすい環境づくり」を、このブログとFacebookページを通じて考えていきたいと思います。活動にご賛同いただける方はぜひいいね!をお願いします。