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子宮頸がん予防ワクチン接種で死者!?

難波美智代です。

シンクパールは『婦人科系疾患』全般の予防啓発を目的とした活動をしています。

しかしながら、子宮頸がん(特に予防ワクチンの接種)に関しては、お問い合わせが多く、みなさん不安や誤解をお持ちなのだなあ・・と実感していること、ワタシ自身が子宮頸がんの患者であることもあって、すこしテーマがかたよりますが、発信したいと思います。

 

さて、『有害事象(adverse event)』とは、薬物との因果関係がはっきりしないものを含め、薬物を投与された患者に生じたあらゆる好ましくない, あるいは意図しない徴候,症状,または病気をいう。そうです。(公益社団法人日本薬学会:薬学用語解説より)

 

専門家ではないワタシにとって、医療用語は、難しくて、理解もしずらいし、とてもとても覚えきれないもの!です。だから自分でも子宮のアレコレをお話する際に、できるだけわかりやすい言葉に変換し、誤解のないように例えを引用してお伝えするように心がけています。

 

先月、東京新聞の記事に

『子宮頸がんワクチン副作用 重篤300件超、死者も』

という見出しがありました。記事を抜粋すると「厚労省などによると、同年七月までの副作用報告は二千二百五十九件に達し、重篤は三百件を超え、死者も出ている。」とのこと。

 

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東京新聞WEB:2014年4月20日記事より)

 

し、死者が日本にいたの???それは、もうビックリです。とおもっていたところ、昨日5月15日の国会質問(参議院厚生労働委員会)で、自民党女性局長の三原じゅん子議員が厚生労働省の佐藤敏信健康局長に、約30分間にわたり質問をしていました。

 

正式な厚労省からの報告によると、日本で死者が出ているのは3名。いずれも因果関係のない有害事象

① 接種後、持病の心室頻拍発作により死亡。ワクチンとの因果関係は無し。

② 先天性心臓疾患など持病を持つ。接種後、14日後に自殺。

③ 接種後88日後に、骨肉腫により死亡。

 

以上、3例だそうです。

これが子宮頸がんワクチンの有害事象による死亡と発表掲載されていたのですね・・。

 

2259件の副作用(ワクチンの場合は、正式には「副反応」だそうです。)と書かれている内容について、注射部位の痒み・出血、頭痛、発熱などを含むもので、300件の重篤(重い副反応)のうち、疼痛や運動障害など症状があきらかなものは、130件(内非重篤、診断済みを含む)、未回復45件、不明が30件。

◎ 2013年7月までの国内接種数は、約890万回(世界では約1億7000万回)

◎ 一年に約20000人が発症して、毎日10人ほどが亡くなっている日本

 

その他、子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウィルス)の感染を防いでいるというデータの確認、臨床試験の数、効果期間、接種による被害者救済制度を質問、確認した上で、佐藤局長は「有効性と安全性を検証しても、安全性が勝る」と発言していました。

 

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参議院インターネット審議中継:三原じゅん子議員、厚生労働省佐藤敏信健康局長の発言より)

  

正直ワタシは、それでも接種したくないと思う方は、打たなくてよいと思っています。

 

でも、迷って、きちんとした理解をせずに接種しなかった(または接種させなかった)その結果として、子宮頸がんになってしまったとき、後悔はしないだろうか。そんな風にも考えてしまいます。

(だから検診にしっかり行きます!という前向きな行動は大賛成です!!)

 

◎ 科学的な分析評価に基づく判断

◎ 被害者救済制度の充実

◎ 薬やワクチン研究における透明性確保、信頼回復にむけた法整備

 

とにかくいまは、国がわかりやすく誤解のない報告をワタシ達に届けてくれることを待つばかりです。詳しい情報はこちらからどうぞ!<厚生労働省:子宮頸がん予防ワクチンQ&A

 

健康でも、病気になっても、健全にみらいを築いていける環境づくりを望みます。

 w/luv!mie

応援おねがいします!

難波美智代が代表をつとめるシンクパールは、「婦人科系疾患の予防啓発」を目的に設立された一般社団法人です。女性たちが「検診にいきやすい環境づくり」を、このブログとFacebookページを通じて考えていきたいと思います。活動にご賛同いただける方はぜひいいね!をお願いします。